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1. 不正アクセス禁止法の見直しについて(総務大臣、政府参考人(総務省))
AIにより攻撃の自動化が進む中、脆弱性の発見や報告を目的としていても管理者の承諾がない限り処罰対象となりうる現行の線引きが、善意の脆弱性調査を萎縮させ、防御側にとって不利な状況を作っているとの指摘がある。例えば、ベルギーでは、一定の条件を満たす善意の調査を法律上認める制度を設けている。同法の共管大臣として、海外の制度も含め、見直しの必要性をどう認識しているか伺いたい。
2. 国による脆弱性調査(NOTICE)の対象拡大について(政府参考人(総務省))
AIによるサイバー攻撃の自動化が進む中、自力での対策が難しい中小企業などに代わって、国が脆弱性を調査し、対策につなげる役割は大きい。NICTのNOTICEは、IoT機器について、容易に推測されるID・パスワードの確認に加え、バージョン情報等から既知の脆弱性を外部から判定し、利用者に注意喚起している。一方、近年は、VPN装置などインターネットとの境界に置かれる機器や、Webサーバ等で使われるソフトウェアの既知の脆弱性が、実際に悪用されている。こうした脆弱性のうち、外部から判定できるものについては、NOTICEと同様の手法で調査することができるのではないか。段階的に調査対象を広げることについて、総務省の見解を伺いたい。
3. 本人確認書類の写し・画像の保存規定の点検について(総務大臣、政府参考人(総務省))
本年9月に発覚した民間事業者への不正アクセスで免許証の画像データ約146万件が漏えいするなど、本人確認書類の写しや画像を保有することには漏えいのリスクが伴う。本人確認の結果は、確認方法や書類の種類等の記録で足りる場合がある一方、制度によっては写しや画像そのものの保存が求められている。総務省所管の法令・通知等について、写しや画像を保存する必要性、保存期間、不要となった後の消去の在り方を横断的に総点検すべきではないか。点検の着手時期や結果の公表も含め、総務大臣の見解を伺いたい。
4. サイバーセキュリティ人材の処遇について(政府参考人(総務省))
10月28日のデジタル・AI特別委員会では、国家サイバー統括室から、過去10年ほど、年収1,500万円相当以上の処遇でサイバーセキュリティ人材を採用した実績は0件との答弁があった。総務省所管の情報通信研究機構(NICT)において、年収1,500万円相当以上の処遇でサイバーセキュリティ人材を採用した実績と、サイバーセキュリティ人材の処遇改善に向けた今後の計画を伺いたい。