【G7欠席問題】
高市総理は「開催直前に時間が確定したから、オンライン接続の業者が間に合わなかった」と欠席理由を説明している。
しかし10月2日午後5時59分、ロイター通信は「マクロン仏大統領が、本日午後9時30分よりG7オンライン会議を主催と発表」と報じていた。
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午後5時59分ということは、会議の3時間31分前。これは準備もできないほどの「直前」と言えるのか? 政府がそんな業者と契約していたのが原因なら、事務方の「外交上の大失態」ではないか?
それとも誰かが嘘をいっているのか?
そこで本日、外務省に確認した。
問 ロイターの報道より先に日本政府は知らされていた、で間違いないか?
→答 言えない。
問 この3時間31分の間に本当に業者が準備できなかったのか? 政府職員で対応できる人間はいなかったのか? いざとなれば外務省のシステムを使えばよかったのではないか?
→答 言えない。
問 総理が出席する必要はないと判断したのは誰か?
→答 言えない。
以下、詳細なやりとりです。
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10月2日のG7オンライン会議について、高市総理は欠席理由を「開催直前に時間も確定し、大きなディスプレーを使うため、事業者に頼むので事務的な準備が整わなかった」という趣旨の答弁をした。
しかし、ロイター通信は10/2(金)午後5時59分に「マクロン仏大統領は、日本時間午後9時30分にG7テレビ会議を主催すると発表」と報じていた。
つまり、政府がいう「直前」とは、3時間31分前。
高市総理が麻生副総裁らと会食をしたのは午後6時30分なので、会食前には正確な開始時間がわかっていたと考えられる。
外務省は公邸にオンラインシステムがあることを認めているため、日本政府は3時間31分も時間があったのに、オンライン接続に対応可能な事業者を見付けられなかったということになる。
もしくは、この程度の事態に対応してくれない事業者と契約を結んでいることになる。
職員も接続作業ができなかったわけで、それらが原因で、日本の総理大臣が最高峰の国際会議に出席できなかったとすれば大問題だ。
高市総理はG7会議の時間、公務もなく、公邸で所信表明を書いていただけなのだから。
高市総理のいう「事務的な準備が整わない」が本当なら、事務方の「外交上の大失態」であり、外務省の誰かが責任をとらねばならない事態ではないか。
しかし本当に事務方の問題なのか?
そこでいくつかの疑問点について、本日外務省を呼んで確認した。
辻元 公邸のオンライン会議システムで、業者は何時間前なら対応できるのか。
→外務省 システム機材に関することは言えない。
辻元 高市総理の「事務的な準備が整わない」という答弁があるが、何が整わなかったのか?
→外務省 「会議の準備が整わない」という意味である。
辻元 外務省のオンライン会議システムから入ればよかったのでは。
→外務省 システム機材に関することは言えない。
辻元 外務省も業者を使っているのか。
→外務省 システム機材に関することは言えない。
辻元 ロイターはこう報じているが、日本政府に開始時間の連絡が入ったのはいつか。
→外務省 外交上のやりとりなので言えない。
辻元 まさか報道より後、ということはあるのか。
→外務省 それも言えない。
辻元 過去のG7オンライン会議で、それぞれの会で誰が代表で出ていたのか。※以前外務省に確認したときは、官僚が代理で出ている回は「確認できない」だった。
→外務省 他国の出席者については言えない。
辻元 かつては外務省ホームページで出席者は公開していたし、10/2の会合については質問に答えている(高市総理の代理で外務審議官が出席、英首相は父親の葬儀で外相が代理出席。他の5カ国首脳は出席)。なぜ言えないのか。
→外務省 G7に関してはお答えできないということになってしまった。
辻元 G7は秘密会議なのか。
→外務省 ・・・
辻元 記録がないから言えないのか。G7の内規でそうなっているのか。
→外務省 記録を作成しているかどうかも言わないことになっている。
辻元 総理が出席する必要はないと判断したのは誰か。
→外務省 対応者に関わる決定については言えない。
辻元 G7はどういう会議か。
→外務省 いろんな地球上の国際社会の課題にも、主要国である G7 の首脳間で集まって議論するというもの。
辻元 高市総理は「日本から総理が出席するといった類いのものではない」と答弁した。G7はそういう認識でいいのか。
→外務省 対応者に関わる決定については言えない。
辻元 G7は首脳の会議だから、外相だろうと官僚だろうと、総理が出られなければ「代理」でよいか。
→外務省 そうだ。
辻元 今回代理でいいっていうのは、向こうが言ってきたのか。
→外務省 言えない。
職員は「何一つこちらの質問に答えるな」と釘を刺されているようだった。
外務省も被害者であると考えるなら、これ以上詰めるのは気の毒だ。
外務大臣に直接聞くしかないだろう。
私は今期、参議院の外交防衛委員会に所属することになった。
茂木外務大臣、続きは委員会質疑でやりましょう。